うつ病nanの闘病日記！その25 [うつ病]
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どーも。
nanです。
本日の闘病日記。
本日の寝起きは悪くなかったです。
熟睡感もありましたし♪
でも、朝起きてリビングに母親が
いたので、
やはり気分下降。
寝起きが良い＝その後体調が悪くなる。
寝起きに人に会う＝気分悪化。
やはり朝はダメですね。
昨日の熟睡感の理由は
やはり本を読んだことが影響している
と思います。
頭が程よく疲れましたからね。
昨日は吉本ばななさんのハネムーン
という小説を読み切りました。
暗い話でテンションが下がりましたが、
途中で止まっている感じが嫌だったので
読み切りました。
小説の内容をバラすのも何なんで、
詳しくは書きませんが、
結構ブラックでした。
前半でさえ暗かったのに、
後半はもっとヤバかったです。
気分が…。
でも、読み切ったぞ！
って達成感があったので
まぁ、イイか。
なんか最近、読書が楽しみなんですよ。
昨日は日課をこなして、
早く本が読みたくてウキウキしていました。
そんな気持ちは久々に味わいました。
でも、今日は読めません。
なぜって？
本日はある程度日課をこなしたんですが、
記録的な大雪があった為、
父親に無理矢理祖父母の家の雪かきを
してこい！
と命令されました。
外に出るのも嫌なのに、
雪かき…。
「それをnanにやらせるか？」
と思いましたが、
行くしかないので、しょうがなく行ってきました。
祖父母の家はnanの家から歩いて10分弱。
雪で足元が悪い中、頑張って歩きました。
途中、雪で前に進めないトラックを助け、
無事、祖父母の家に到着。
一面雪だらけ…。
途方にくれました。
が、やるしかない！
雪かきしてきました。
最初は普通のスコップで雪かきしていましたが、
先ほど助けてあげたトラックのおじさんが
祖父母の家の近所でお客さんの車のタイヤを
スタットレスに変えていました。
手作業で…。
nanは元車の営業マンなので、
その大変さが身に染みて解りました。
そしたら、そのおじさんが
雪かき用のスコップを貸してくれて、
雪かきの作業がはかどりました。
nanは靴も普通のスニーカーだったので、
祖父母の近所の方に長靴を貸していただきました。
で、精一杯雪かきしてきました。
この今日の出来事で分かったことが
たくさんありました。
nanは散歩に行けました。
ただでさえ雪道で足元が悪いのに
祖父母の家まで歩いて行けました。
たかが10分弱ですが、
nanにとってはめざましい進歩でした。
そして、nanはまだ人と笑ってコミュニケーションが
とれました。
祖父母の家に行く途中でおじさんを助けてあげた時も
笑顔で
「後ろから少し押しましょうか？」
とか言えたし、
近所の家に長靴を借りに行った時も
「すいません。長靴貸してもらってイイですか？」
と笑顔でコミュニケーションとれたし。
nanはまだまだ感情を完全に失ってはいませんでした。
むしろコミュニケーションをとってる時
楽しくもありました。
まだ心は凍結していない。
これが実感出来て、
nanは嬉しく思いました。
「自分はまだ大丈夫だ！」
それを本当に実感しました。
そして、雪かき。
かなり重労働で体中痛いですが、
まだ体が動く。
雪かきなんて重労働もこなせる。
なんか自信になりました。
表に出て良かった♪
帰ってきて、そう思いました。
まぁ、あまり行わなくなってしまった
他人とのコミュニケーションと
雪かきという重労働で
精神・肉体的に疲れはしましたが、
今、このブログを書いてて
こんなにも出来る自分がちょっと誇らしいです。
これを読んで、
「そんなの何でもねーよ」
「誰でも出来ることだよ」
と思うかもしれませんが、
うつ病で長く世間から離れていると
それすら出来ないのです。
それがうつ病の実態ですし、
自身がうつ病の方はよく分かると思います。
本当に疲れましたが、
今日の出来事をnanは忘れないでしょう。
うつ病で会社から強制休職させられてから
こんなにも行動的に動けたのは
今日が初めてのような気さえします。
今日、雪かきして良かった！
トラックのおじさんを助けてあげられて良かった！
近所の方に長靴借りられて良かった！
ホントに些細なことだけど、
今まで当たり前に出来ていたことが
また出来るようになって良かった！
書いてて正直泣きそうです。
それくらい今日は嬉しかったし、
自分にとって有意義な一日でした。
もし、大雪が降らなかったら、
大汗をかいた雪かきもしなかったし、
トラックの明るいおじさんとも出会えなかったし、
近所のおばさんと談笑することもなかった。
今日と言う日は来るべくして来たんだ！
とnanはとらえています。
うつ病を患っていると全てに対して悲観的で
ネガティブになってしまいますが、
これからは少しずつでも何かしらの行動を
起こしていこう！
と思いました。
nanにとって今日がうつ病歴のターニングポイントです。
自分の外の世界には、あんなに笑って話せる
まだ会ったことのない素晴らしい人達がいるんだ。
殻に閉じこもり、閉鎖空間の中で過ごしていては
決して出会えなかった人達。
本当に今日と言う日、あの人達に会えて良かった。
こんな日があるなら、
重労働の雪かきも悪くない。
無理に外に出ても悪くない。
世界はまだまだ中立で、
nanにとって悪いだけの世界じゃない！
こんなちょっとしたことで生きる希望が生まれる。
少なくとも明日を生きようと思える。
人間なんてちっぽけだけど、
凄いエネルギーを持ってる。
そのエネルギーを自分も持ってる。
その上、他人とそのエネルギーを共有する
ことだって出来る。
生きることは苦しいことだけど、
その苦しみを知ってる分、他人に優しくなれる。
苦しみがあるからこそ嬉しいことが感じられる。
そー思うと、
「希望なんて一つもない」
って思っていた
暗闇で、湿っていて、とても登れないようなドン底にも
かすかな光が射してくる。
今日、それをnanは確かに見た。
あとは、そこに向かって歩いて行くだけだ。
どんなに暗くても、
どんなに湿っていても、
登れないほど深くても、
光はあるんだ！
nanは知らぬ間にそこに落ちたけど、
落ちたってことは登る余地があるってことだ。
しんどくても、たまに今日みたいに
キラキラ笑える日もある。
大げさじゃなく、生きるってことを感じられた今日。
大切に大切に胸に刻み込んでおきたいです。
今日、nanと関わってくれた全ての人に感謝です。
今日はこの再び取り戻した感情を抱いたまま
終わりたいので、この辺で筆を置きます。
長文お読みくださり、ありがとうございました。
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どーも。
nanです。
本日の闘病日記。
本日の寝起きは悪くなかったです。
熟睡感もありましたし♪
でも、朝起きてリビングに母親が
いたので、
やはり気分下降。
寝起きが良い＝その後体調が悪くなる。
寝起きに人に会う＝気分悪化。
やはり朝はダメですね。
昨日の熟睡感の理由は
やはり本を読んだことが影響している
と思います。
頭が程よく疲れましたからね。
昨日は吉本ばななさんのハネムーン
という小説を読み切りました。
暗い話でテンションが下がりましたが、
途中で止まっている感じが嫌だったので
読み切りました。
小説の内容をバラすのも何なんで、
詳しくは書きませんが、
結構ブラックでした。
前半でさえ暗かったのに、
後半はもっとヤバかったです。
気分が…。
でも、読み切ったぞ！
って達成感があったので
まぁ、イイか。
なんか最近、読書が楽しみなんですよ。
昨日は日課をこなして、
早く本が読みたくてウキウキしていました。
そんな気持ちは久々に味わいました。
でも、今日は読めません。
なぜって？
本日はある程度日課をこなしたんですが、
記録的な大雪があった為、
父親に無理矢理祖父母の家の雪かきを
してこい！
と命令されました。
外に出るのも嫌なのに、
雪かき…。
「それをnanにやらせるか？」
と思いましたが、
行くしかないので、しょうがなく行ってきました。
祖父母の家はnanの家から歩いて10分弱。
雪で足元が悪い中、頑張って歩きました。
途中、雪で前に進めないトラックを助け、
無事、祖父母の家に到着。
一面雪だらけ…。
途方にくれました。
が、やるしかない！
雪かきしてきました。
最初は普通のスコップで雪かきしていましたが、
先ほど助けてあげたトラックのおじさんが
祖父母の家の近所でお客さんの車のタイヤを
スタットレスに変えていました。
手作業で…。
nanは元車の営業マンなので、
その大変さが身に染みて解りました。
そしたら、そのおじさんが
雪かき用のスコップを貸してくれて、
雪かきの作業がはかどりました。
nanは靴も普通のスニーカーだったので、
祖父母の近所の方に長靴を貸していただきました。
で、精一杯雪かきしてきました。
この今日の出来事で分かったことが
たくさんありました。
nanは散歩に行けました。
ただでさえ雪道で足元が悪いのに
祖父母の家まで歩いて行けました。
たかが10分弱ですが、
nanにとってはめざましい進歩でした。
そして、nanはまだ人と笑ってコミュニケーションが
とれました。
祖父母の家に行く途中でおじさんを助けてあげた時も
笑顔で
「後ろから少し押しましょうか？」
とか言えたし、
近所の家に長靴を借りに行った時も
「すいません。長靴貸してもらってイイですか？」
と笑顔でコミュニケーションとれたし。
nanはまだまだ感情を完全に失ってはいませんでした。
むしろコミュニケーションをとってる時
楽しくもありました。
まだ心は凍結していない。
これが実感出来て、
nanは嬉しく思いました。
「自分はまだ大丈夫だ！」
それを本当に実感しました。
そして、雪かき。
かなり重労働で体中痛いですが、
まだ体が動く。
雪かきなんて重労働もこなせる。
なんか自信になりました。
表に出て良かった♪
帰ってきて、そう思いました。
まぁ、あまり行わなくなってしまった
他人とのコミュニケーションと
雪かきという重労働で
精神・肉体的に疲れはしましたが、
今、このブログを書いてて
こんなにも出来る自分がちょっと誇らしいです。
これを読んで、
「そんなの何でもねーよ」
「誰でも出来ることだよ」
と思うかもしれませんが、
うつ病で長く世間から離れていると
それすら出来ないのです。
それがうつ病の実態ですし、
自身がうつ病の方はよく分かると思います。
本当に疲れましたが、
今日の出来事をnanは忘れないでしょう。
うつ病で会社から強制休職させられてから
こんなにも行動的に動けたのは
今日が初めてのような気さえします。
今日、雪かきして良かった！
トラックのおじさんを助けてあげられて良かった！
近所の方に長靴借りられて良かった！
ホントに些細なことだけど、
今まで当たり前に出来ていたことが
また出来るようになって良かった！
書いてて正直泣きそうです。
それくらい今日は嬉しかったし、
自分にとって有意義な一日でした。
もし、大雪が降らなかったら、
大汗をかいた雪かきもしなかったし、
トラックの明るいおじさんとも出会えなかったし、
近所のおばさんと談笑することもなかった。
今日と言う日は来るべくして来たんだ！
とnanはとらえています。
うつ病を患っていると全てに対して悲観的で
ネガティブになってしまいますが、
これからは少しずつでも何かしらの行動を
起こしていこう！
と思いました。
nanにとって今日がうつ病歴のターニングポイントです。
自分の外の世界には、あんなに笑って話せる
まだ会ったことのない素晴らしい人達がいるんだ。
殻に閉じこもり、閉鎖空間の中で過ごしていては
決して出会えなかった人達。
本当に今日と言う日、あの人達に会えて良かった。
こんな日があるなら、
重労働の雪かきも悪くない。
無理に外に出ても悪くない。
世界はまだまだ中立で、
nanにとって悪いだけの世界じゃない！
こんなちょっとしたことで生きる希望が生まれる。
少なくとも明日を生きようと思える。
人間なんてちっぽけだけど、
凄いエネルギーを持ってる。
そのエネルギーを自分も持ってる。
その上、他人とそのエネルギーを共有する
ことだって出来る。
生きることは苦しいことだけど、
その苦しみを知ってる分、他人に優しくなれる。
苦しみがあるからこそ嬉しいことが感じられる。
そー思うと、
「希望なんて一つもない」
って思っていた
暗闇で、湿っていて、とても登れないようなドン底にも
かすかな光が射してくる。
今日、それをnanは確かに見た。
あとは、そこに向かって歩いて行くだけだ。
どんなに暗くても、
どんなに湿っていても、
登れないほど深くても、
光はあるんだ！
nanは知らぬ間にそこに落ちたけど、
落ちたってことは登る余地があるってことだ。
しんどくても、たまに今日みたいに
キラキラ笑える日もある。
大げさじゃなく、生きるってことを感じられた今日。
大切に大切に胸に刻み込んでおきたいです。
今日、nanと関わってくれた全ての人に感謝です。
今日はこの再び取り戻した感情を抱いたまま
終わりたいので、この辺で筆を置きます。
長文お読みくださり、ありがとうございました。
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